鳥取でドライブを楽しむ一方、初心者ほど気になるのが「どんなトラブルが多いのか」「地域毎に傾向は違うのか」「年齢別・男女別で対策は変わるのか」という点です。
本記事では、一次情報として鳥取県(県公式)・鳥取県警の統計を中心に、鳥取ドライブで多いトラブルの種類・パターンを整理し、ランキング形式で対策まで落とし込みます。
参照元は、県公式のまとめ資料である「鳥取県における令和7年中の交通事故発生状況等について」と、県警の統計資料である「交通事故発生状況(令和7年12月末)」です。
鳥取ドライブで「トラブルが多い」と感じやすい背景
鳥取県の令和7年(年計)では、人身事故の発生件数は548件、死者数は17人、負傷者数は621人と整理されています。
また、県の注意喚起では、早朝・薄暮・夜間など視認性の悪い時間帯に事故が多発する傾向が示され、前照灯の早期点灯やハイビームの活用、交差点での安全確認徹底が呼びかけられています。
初心者にとっては「道に不慣れ」「合流や右左折に余裕がない」「夜間の見え方に慣れていない」などが重なり、同じ道でもトラブルが起きやすくなります。まずは統計で多いパターンから優先的に対策することが合理的です。
鳥取ドライブのトラブル多発ランキング10
※以下の件数は、県警資料(令和7年12月末)にある「事故類型別発生状況(発生件数)」等に基づきます。
1位:追突(164件)
追突は、前車との車間不足・脇見・停止判断の遅れが典型パターンです。
対策:
- 車間は「前車が通過した標識を自車が2秒後に通過」以上を目安に確保
- 渋滞や信号手前は早めにアクセルオフ、停止は“ゆっくり長め”に
- ナビ操作は停車中に限定(同乗者がいる場合は操作を任せる)
2位:出会い頭(143件)
見通しの悪い交差点や、優先関係の誤認が主要パターンです。
対策:
- 「止まれ」は完全停止+左右2回確認
- 交差点進入前に速度を落とし、死角(塀・植栽)を前提に“いない前提”を捨てる
- 夜間・雨天は歩行者・自転車を最優先で想定する
3位:右左折時(72件)
右左折時は、巻き込み・横断者の見落とし・対向直進車の見誤りがパターンです。
対策:
- 右折は「対向車が来ない」ではなく「来る可能性がある」前提で待つ
- 左折はミラー→目視→低速で“巻き込み確認”を徹底
- 横断歩道では歩行者優先(停止できる速度で進入)
4位:車両相互のその他(53件)
上位3類型に当てはまらない車両同士の事故で、進路変更・合流・車線逸脱など複合要因が含まれます。
対策:
- 進路変更は「ミラー→目視→合図→再確認→移動」の順を崩さない
- 合流は“加速で合わせる”が基本(ブレーキ合流は後続の追突リスク)
- 長距離は2時間ごと休憩で注意力低下を防ぐ
5位:人対車両の横断中(53件)
歩行者の横断中事故は、横断歩道周辺・夕暮れ以降に発生しやすい類型です。
対策:
- 横断歩道手前は常に減速し、左右の歩行者を探す
- 早朝・薄暮・夜間は前照灯を早めに点灯し、対向車がいない場面ではハイビームも活用
- 「渡るかもしれない」人(立ち止まり・スマホ・子ども)に早めに備える
6位:正面衝突(23件)
件数は多くなくても重大化しやすいトラブルです。
対策:
- カーブは“進入前に減速”し、中央線オーバーを防ぐ
- 眠気を感じたら即休憩(我慢は事故率を上げる)
- 荷物を詰め込みすぎず、運転姿勢を保つ
7位:人対車両のその他(17件)
路上での不意の動き(歩行者の飛び出し等)が含まれ得る類型です。
対策:
- 生活道路では速度よりも視野確保を優先
- 路地・住宅地・学校周辺は“いつでも止まれる速度”を徹底
8位:車両単独(14件)
路外逸脱や縁石乗り上げなど、単独で発生する事故です。
対策:
- 慣れない道は飛ばさず、カーブ標識は“警告”として受け取る
- 雨天や夜間は路面状況が読みにくいため、速度を一段落とす
9位:人対車両の背面対面(9件)
歩行者の通行中(背面・対面)に関わる事故です。
対策:
- 路側帯が狭い道路では対向車だけでなく歩行者の位置を先読み
- 追い越しは無理に行わず、対向車・歩行者・路面幅を同時に確認する
10位:飲酒を伴う交通事故(56件)
事故類型とは別軸ですが、令和7年の「飲酒を伴う交通事故総数」は56件とされ、対策優先度が高いトラブルです(前年同数)。
対策:
- 「少しだけ」は判断力を落とす前提で、運転計画から排除
- 同乗者も“止める役割”を持つ(店選び・代行手配まで含めて事前設計)
- 自転車も飲酒運転の検挙が増えているため、移動手段の選択も含めて徹底する
鳥取ドライブの地域毎トラブル傾向ランキング
令和7年の発生件数(人身事故)を署(隊)別に見ると、上位は以下の通りです。
- 1位:米子(210件)
- 2位:鳥取(167件)
- 3位:倉吉(78件)
- 4位:境港(28件)
- 5位:高速隊(17件)
- 6位:琴浦大山(16件)
- 7位:黒坂(11件)
- 8位:智頭(8件)
- 9位:浜村(7件)
- 10位:郡家(6件)
より大きな“地域毎(東部・中部・西部)”の見方としては、同資料の署別データを合算すると次の整理ができます。
- 西部(米子・境港・黒坂):249件
- 東部(鳥取・郡家・智頭・浜村):188件
- 中部(倉吉・琴浦大山):94件
- 参考:高速隊 17件
地域毎の対策ポイント(初心者向け)
- 件数が多い地域ほど、交差点・合流・車線変更など“判断回数が増える場面”が増えやすい前提で、早めの車線選択と**無理な右折回避(安全な迂回)**を計画に入れる。
- ナビは「到着予想時刻」より「次の操作(右左折・車線)」を重視して、早めに頭出しする。
また、道路別では県道・国道(一般国道)・市町村道に分散しており、「どこか特定の道路だけが危険」というより、普段の運転操作(交差点・追突防止)が結果を左右しやすいことが読み取れます。
鳥取ドライブの年齢別傾向
年齢別:死傷者は「50代」が最多
令和7年の死傷者(死者+負傷者)では、50代が127人(19.9%)で最多です。次いで40代(108人)、30代(87人)、20代(76人)が続きます。
対策(働き盛り・家族ドライブ層)
- “慣れ”で速度が上がりやすい層ほど、追突・右左折・出会い頭の上位類型を重点対策
- 同乗者がいる場合は、会話に引っ張られないよう「交差点前は会話を切る」ルール化が有効
年齢別:死亡事故は高齢者が中心
令和7年の死者は、**65歳以上が11人(64.7%)**で最多と整理されています。
また、死亡事故における第1当事者の年齢では、65歳以上が9件と最も多い構成です。
対策(高齢ドライバー・同乗家族向け)
- 右折は「安全確認→待つ」を徹底し、急ぎの右折をしない
- 夕暮れ以降は“見えにくい”前提で、早め点灯+速度抑制
- 家族同乗時は、ルートをシンプルにし(右折回数を減らす)、混雑時間帯を避ける
鳥取ドライブの男女別傾向
令和7年の死者数は、**男性13人・女性4人(計17人)**です。
また、死亡事故における第1当事者(件数)も、**男性14件・女性3件(計17件)**となっています。
対策(男女別というより“行動別”で効く対策)
- 追突・出会い頭・右左折の上位類型に対して、運転経験の長短に関わらず“手順化”が効く
- 同乗者(家族・友人)がいる場合は、運転者の集中を妨げない運用(ナビ操作、会話の切り替え)を事前に決める
- 夜間・薄暮は「見えているつもり」を捨て、早め点灯・速度抑制・安全確認を優先する
鳥取ドライブの「事故以外」のトラブル対策
事故以外のトラブルでは、JAFが公表するロードサービス出動理由TOP3として、1位「バッテリー上がり」、2位「タイヤのパンク」、3位「落輪・落込」が挙げられています。 (JAF(日本自動車連盟))
対策(出発前5分でできる)
- バッテリー:ライト消し忘れ防止、短距離走行ばかりの車は特に注意
- タイヤ:空気圧チェック(高速・長距離ほど重要)、溝・ひび割れ確認
- 落輪・落込:狭路や路肩で無理に避けない。停止して譲る判断を優先
初心者ほど「何か起きたときの連絡先」を先に確保すると安心です。県警の統計ページ(年次・月次データの入口)は鳥取県警の交通事故発生状況(統計資料)から確認できます。
まとめ:鳥取ドライブのトラブル多発ランキング10
鳥取ドライブでトラブルが多い種類・パターンは、統計上は追突・出会い頭・右左折時が中心です。
地域毎では、署別データから**米子(西部)・鳥取(東部)**の件数が大きく、初心者ほど交差点・合流・車線選択の“判断回数”を減らすルート設計が有効です。
年齢別・男女別では、死亡事故の側面で高齢者の割合が高いこと、また死亡者・第1当事者ともに男性が多いことが読み取れます。いずれも「夜間・薄暮の視認性」「交差点確認」「速度管理」という基本対策が最も効果的です。
よくある質問(Q&A)
Q1. 鳥取ドライブで初心者が最優先で避けるべきトラブルは?
追突と出会い頭です。件数が多く、対策が行動に落とし込みやすいからです。車間確保、交差点の完全停止と左右確認、交差点進入前の減速を“手順化”してください。
Q2. 鳥取ドライブは地域毎に何を意識すればよいですか?
署別データで件数が多い地域(例:米子・鳥取)ほど、交差点や車線変更など判断場面が増えやすい前提で、右折回数を減らすルート、早めの車線選択、無理な合流回避を意識すると安全側に倒せます。
Q3. 年齢別で対策は変わりますか?
変わります。死傷者は50代が最多ですが、死亡事故は65歳以上の比率が高い点が重要です。高齢者ドライブでは夜間回避、右折を減らす、休憩頻度を上げるなど“負担を減らす設計”が効果的です。
Q4. 事故以外のトラブル(故障)で多いものは?
JAFの一次情報では、バッテリー上がり・パンク・落輪が上位です。出発前のライト確認、タイヤ空気圧、路肩での無理な回避をしない運転で、多くは予防可能です。 (JAF(日本自動車連盟))

